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畳の縁(へり)のトートバッグ
「HERItage(ヘリテージ)」
畳の縁をもっと身近に。ずっと身近に。
そんな思いを込めて名付けました。
「畳の縁でバッグを作りたい」と思ったのは、
単に可愛かったからだけではありません。
畳の縁には、
古来、担っていた2つの役割がありました。
1つ目は、他人との境界・結界としての役割。
2つ目は、自分の身分等の身の上を伝える役割。
そのように、
「自分を伝え、自分を守る役割」をしてきた縁は
現代の私たちにとっても
「自分らしさを表し、自分らしさを守る存在」
として、毎日の隙間に
ちょっとの勇気を与えてくれるのではないか、
と思ったのです。
玄関から一歩踏み出すその瞬間に、
バッグを手に持つのではなく、
バッグが自分の手を引っ張り、
自分らしさを連れ出してくれるような、
そんな一日をつくりたいと願っています。
【商品について】
畳の縁は、軽くて丈夫。
重たい荷物を入れたい時も、
安心して持ち運べます。
サイズは、PCが入るぴったりサイズ。
内ポケットもあるので、
パスケースやスマートフォンも収納できます。
シンプルかつ主張がある、
そんなトートバッグを目指して、
8種類の畳縁を使用しました。
ベースとなる生地は丈夫で撥水性のあるナイロン生地。
黒とベージュの2種類があります。
❶鮫小紋「uncompromised-妥協しない-」
ドットのようにも見えるこの柄は、
江戸時代から伝わる「伊勢型紙」がモチーフとなっています。
製作の際には色選びに苦戦し、何度も何度も 試し織を重ねて、やっとの思いで完成した柄です。
ベースは黒。
シンプルな日常遣いしやすいデザインです。
❷ 鶴「Penetrate -貫く-」
1965年の発売以来、色褪せぬ人気の柄。
伝統的なモチーフなのに、どこか現代的な現代的な印象を与えます。
ベースは黒なので、一見個性が強く見えてもシンプルな服に馴染みやすいデザインです。
❸ 菊「sympathetic -思いやり-」
色鮮やかで、女性らしい柄。
赤い菊の花言葉は「I love you」
ベースは黒でコントラストがはっきりしているので、
持つだけで気合いの入るデザインです。
❹ 花のエッセイ「unpretentious -気どらない-」
柔らかい色合いの美しいふじの花穂の柄。
通常、縁の柄は模様の繰り返しが多いですが、
この柄はランダムに織られているのは、それまでの畳縁の伝統、古い、硬い、といったイメージを刷新したいという背景があります。
ベースは黒で、大人っぽい印象のデザインです。
❺ 九条「Pioneer -開拓-」
もともと畳縁は無地でしたが、初めて柄縁を作った際にデザインされた伝統的な柄。
やわらかな色合いで織っており、現代的にも映ります。
ベースはベージュで、
シンプルでナチュラルなデザインです。
❻いろはにほへと「relish -噛みしめる-」
居酒屋で温かい空気感をつくるために作られた縁。
ベースはベージュ。
一見、個性的ですが、色遣いがシンプルなのでファッションにも合わせやすいデザインです。
❼南天「overcome -乗り越える-」
難を転ずるという意味を持つ南天の花がモチーフ。
幸せが訪れますようにという思いが込められています。
ベースはベージュ。
カジュアルでかわいらしいデザインです。
❽ QE2「courageous -勇気-」
畳縁の新たな一面を見せたいという、コンセプトから生まれた柄。
ベースはベージュ。
独創的な柄と、くすみのある色合いで、個性とナチュラルさを併せ持つデザインです。